鎧袖の笄金物 – 第一室刀剣
平成26年作 室町時代の鎧の袖の笄金物ですが、 片方が失われていたのを現存品の図柄を反転させて復元したものです。 写真下が原品ですが、どんな鏨をどのように使ったかを 制作しながら考えて行かなければなりません。 その試行錯 … Continued
中世刀装.金工の復元と模造
平成26年作 室町時代の鎧の袖の笄金物ですが、 片方が失われていたのを現存品の図柄を反転させて復元したものです。 写真下が原品ですが、どんな鏨をどのように使ったかを 制作しながら考えて行かなければなりません。 その試行錯 … Continued
平成8年作 青梅市の武蔵御嶽神社の国宝赤糸威大鎧の模造事業において、 甲冑師の西岡文夫氏、組紐師の西岡千鶴氏とともに金具担当として参加しました。 厚さ0.5mm前後の銅板を打ち出して作られていて、 そのため非常に張りのあ … Continued
平成23年作 刃長11.5cm 日置仁平兼次作 茎に因幡国鳥取住人 明治二十六年十二月吉日 と長銘を切った大小刀ですが 無残にも中程で切断されています。 拵を依頼されて色々悩んだ末、 アイヌの … Continued
平成4年作 文殊包守の小刀を改造してオリジナルデザインの小刀に仕立てました。 金具は四分一で縁に鎺を鑞付けし、 柄に筒金を巻く等は古い腰刀の構造です。 目貫の代わりに筒金に桜花文を透かして鍍金で縁取り、 そ … Continued
平成5年作 全長15.4cm 刃長7.5cm 美濃守政常の小刀で鋒に刃切れがあったものを詰めて短刀形に成形し、 樋の中に銘があったので、両面を研いでみました。 庭にあった白梅で柄 … Continued
平成5年作 藤安将平氏の小柄小刀に付けた拵です。 黒檀の鞘に鍍銀の栗形と返り角を付けた筒金を嵌めています。 藤巻の柄に春日大社の梅花皮腰刀に付いている 赤銅の六葉座に鍍金の笠付目釘の目貫をあし … Continued
平成7年作 拵全長9.7cm 刃長4.5cm 箱長辺11.9cm 吉原義人氏にもらった包丁正宗のミニチュアを、 原品の写真を縮小して刀身に写し取って成形し、 護摩箸の透しと爪も彫ってみました。 … Continued
平成6年作 全長17.5cm 吉原義人氏にもらったおそらく造りの小刀につけた拵。 法隆寺の西円堂に奉納された戦国時代の腰刀にある鞘尻の張った、 立鼓のつよい柄をもつ様式のものを意識しました。 鉄刀木の柄に刻みを入れ、赤 … Continued
平成25年作 全長55.3mm 刃長17.5mm 極小の刀子。 高野行光氏にもらった地鉄を細かく切り分けて、 焼き入れの実験をやった時まぐれで一つだけ刃文らしきものが出ました。 それをトリミン … Continued
平成16年作 全長26.5cm 刃長10.6cm 以前の仕事場の横に植えていた紅梅で、 引越しの際に切った物を使ってみました。 正倉院にも紅梅を把鞘に使用した刀子があって、 その渋い美しさが印 … Continued