

平成28年作
総高17.5cm 額13.3cm×25.2cm
金銅十一面観音1と基本形は同じですが、
腰の衣文を変えてみました。
宝慶寺石仏の十一面観音像には腰を結び上げた布の下から、
余った布を細かく花弁状につまみあげた表現をしたものが何体かあって、
これも美しいので作ってみました。
アマルガム鍍金の後に、古色を施しています。
金というのは大変質感が強いもので、
それが作品を覆って光沢を放っている状態は、
即物的でその造形の内に込められた思いを伝えることを妨げます。
しかしそれが永い歴史の中で手ずれや腐食あるいは燻されて、
落ち着いてくると逆に作品の内面を感じさせるようになってきます。
その一番良い状態を模索して古色を付けています。
聖と俗×金と土 上野修路展 に出品予定
ノブズギャラリー 平成28年10月15日から23日迄
茨城県笠間市手越62-6 Tel 0296-71-1035
http://www.utsu-kobo.com/nobu/
