平成24年作
総高19cm 胴径7.7cm
唐時代の王子形水瓶の復元です。
水瓶5と同様に鋳造したものですが、
ロクロで削る時によりエッジのきいた形を意識しました。
唐時代の決まった様式で作られていても、
現存品は皆表情が異なります。
制作者の性格、作られた場所、
同じ時代のなかでの世相の変化など、
物の形に影響する要因はいろいろありますが、
それぞれに美しいものになっていれば、
素晴らしいことだと思います。
できれば私もその仲間になりたいものです。
ヒメリンゴを活けてみました。