金銅亜字形華瓶1 – 第二室:仏教美術

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金銅亜字形華瓶1 上野修路
金銅亜字形華瓶1

 

 

金銅亜字形華瓶1 上野修路
金銅亜字形華瓶1

 

平成24年作

11.2cm  径6.6cm

 

槙尾山経塚出土の平安時代の

亜字形華瓶を参考に作りました。

 

鳥目枠で内型に蝋を貼って鋳造し、

手製のロクロで挽いて成形しています。

 

箔鍍金の後、古色を施しています。

 

 

 

 

 

金銅亜字形華瓶1 上野修路
金銅亜字形華瓶1

 

底は付けずに、古式に従って木栓を嵌めています。

 

亜字形華瓶は平安時代のものが

何といっても形が優れていますが、

まず民間には出てこないといわれています。

 

花を活けて美しく、現代の生活の中でも

実用性があるもので、

使用にともなって古色が自然なものになってゆくのも

楽しいものです。

 

タンチョウソウを活けてみました。